第24回 インターナショナル・オルガン・フェスティバル・イン・ジャパン2014 山口公演


2014年6月6日(金)
徳山カトリック教会

開演19時(開場18:30)/入場料:3,000円(全席自由・税込)
出 演:パールウール・ヤーノシュ(ハンガリー)
     サウンド・オブ・ピース (オルガントリオ)
       オルガン:児玉麻里 箏:須田俊子 尺八:岩橋庸一
     女声合唱団 あい

山口公演は好評の中終了致しました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

演奏曲目

★第一部 声楽とオルガン
パールウール・ヤーノシュ(オルガン)
 日本歌曲よりテーマをとったオリジナルなオルガン曲(本邦初演)
  フーガ   荒城の月
  コラール  浜辺の歌
歌:女声合唱団 I あい 荒城の月・浜辺の歌

★第二部 オルガン・ソロ
パールウール・ヤーノシュ  Prof. Palur Janos
 ハンガリーのオルガン曲 (本邦初演)
  ガールドニ・ジョルト   モーツアルト作品の変曲
  ニコラ・ド・グリニー   来れ、創造主たる聖霊よ
  
★第三部 オルガン・トリオ 児玉麻里とサウンド・オブ・ピース(オルガン:児玉麻里/箏:須田俊子/尺八:岩橋庸一)
  児玉麻里 長州五傑の栄光
  児玉麻里 フランシスコ・ザビエルの足跡

演奏会の様子

パールウール・ヤーノシュ演奏
  

サウンド・オブ・ピース演奏
  オルガントリオ  児玉麻里とサウンド・オブ・ピース
  長州五傑の栄光  児玉麻里
  フランシスコ・ザビエルの足跡 児玉麻里
  オルガン:児玉麻里 箏:須田俊子 尺八:岩橋庸一






女声合唱団あい
  

アーティスト紹介

Prof. Palur Janos パールウール・ヤーノシュ(ハンガリー)

1967年ブダペスト生まれ、リスト音楽大学卒。
彼は大学在学中にメッヘレンでのフロール・ピーターズ賞とブダペストでの最初のゾルタン・ガルドニー記念コンクールとで1位を獲得した。 1995年から彼はパリ音楽院(CNSM)の上級クラスでオリビエ・ラトレイにオルガンを学んだ。この2年間の間、彼は定期的にノートルダム大聖堂でオルガンクラスをもった。 1997年に第2回パリ国際オルガン・コンクールでグランプリ賞を獲得した。それ以降、有名なフランスの幾つかの大聖堂のコンサートシリーズで招待演奏を受けている。

その同じ年以来、彼はブダペストのファソール改革派教会のオルガニストの肩書を持つようになり、1998年にフェレンツ・リスト音楽院でコンクール用オルガン指導者に任命された。シューマンとデュリュフレの完全オルガン作品をハンガリーで初めて録音し、また、彼の即興演奏の録音も注目すべきである。彼のコンサートはハンガリー、フランス、スロバキアラジオ放送で生中継されている。 ファソール改革派教会のオルガン再建は彼の指揮の元で行われている。

児玉麻里
東京都出身。芸術学修士。アメリカのシカゴ大学にて宗教音楽を学び、「アメリカン・ギルド・オブ・オルガニスト」の シカゴメンバーを取得。以後各国の国際交流事業に、オルガン音楽をもって参加、 これまでに35カ国、350都市からの招聘を受けて演奏活動を行う。 1991年、日本で唯一の「インターナショナル・オルガン・フェスティバル・イン・ジャパン」を立ち上げ、 国内のオルガン音楽の振興・普及に尽力している。 1995年「サウンド・オブ・ピース」を結成し、日本人の血をもって、 オルガンと日本の伝統芸能、和太鼓・笛・太鼓・鼓・筝・尺八・笙・声明など日本の伝統楽器との室内楽との創作に取り組み、 新しいクラシック音楽のスタイルを生み出すために、邦楽・能楽・神楽などと、ウイーン・ベルリン・イタリア・アメリカなどで公演活動を行い好評を得ている。 2006年「Newsweek」誌の「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれる。バッハではないが独自のオルガン音楽の世界を生み出し、好評を得ている。

サウンド・オブ・ピース
『児玉麻里とサウンド・オブ・ピース』として、 日本の伝統文化である邦楽器と、ヨーロッパ音楽の代表的楽器であるパイプオルガンとのアンサンブルをもって、 新しい日本の現代クラシック音楽を創造している。1995年より演奏活動を行っています。 オルガン:児玉麻里  筝:須田俊子  尺八:岩橋庸一 須田 俊子・東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。生田流専攻。日本三曲協会、生田流協会、森の会会員。 1995年より「サウンド・オブ・ピース」演奏会に出演。 岩橋 庸一・1995年エストニア・オリエント95、及びデンマーク、ソリュ国際音楽祭、など「サウンド・オブ・ピース」演奏会に出演。



女声合唱団 I あい
1995年12月に創立、団立19年になる。毎年6月の定期演奏会には女声合唱団でありながら、混声合唱団との ステージもある。 Iアイの語源は、「イチで一番」、英語なら「アイは私」、日本語では「愛」、西岡茂樹先生の ご指導により楽しく継続され活躍中。