東京公演は好評の中終了いたしました
出 演:トーマス・トロッター(英国)
サウンド・オブ・ピース オルガントリオ
オルガン:児玉麻里 箏:須田俊子 尺八:岩橋庸一
★オルガン・ソロ トーマス・トロッター Thomas Trotter
ファンタジァとフーガ ト長調 C.H.H. パリ―
祈り C. フランク
スケルツォ F. ホロウェイ
ヘンデルへの讃歌 S. カルグ.エラート
ストランド街のヘンデル P. グレインジャー
リエンツィ序曲 R. ワーグナー(E.H. ルマーレ編曲)
★オルガントリオ 児玉麻里とサウンド・オブ・ピース
長州五傑の栄光 児玉麻里
フランシスコ・ザビエルの足跡 児玉麻里
サウンド・オブ・ピース演奏
オルガントリオ 児玉麻里とサウンド・オブ・ピース
長州五傑の栄光 児玉麻里
フランシスコ・ザビエルの足跡 児玉麻里
オルガン:児玉麻里 箏:須田俊子 尺八:岩橋庸一
会場の様子
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
Thomas Trotter トーマス・トロッター
トーマス・トロッターは英国で最も高く賞賛されている音楽家の一人である。
彼の音楽的パートナーシップを見ることにより、国際的に活躍する彼の音楽的才能の素晴らしさが分かる。ソロ演奏家として、サイモン・ラットル卿、ベルナルド・ハイティンク、リカルド・シャイー、チャールズ・マケラス卿等の指揮者らと共演。ベルリンの"フィルハーモニー"、ライプツィヒの"ゲヴァントハウス"、アムステルダムの "コンセルトヘボウ"、ウィーンの"楽友協会"や"コンツェルトハウス"、ロンドンの“ロイヤル・フェスティバル・ホール”等でも演奏。また、アメリカのプリンストン大学の教会、ニュージーランドのオークランド市庁舎、ロンドンの王立アルバートホール、モスクワの国際舞台芸術センターでもコンサートを開催している。2002年5月には、最高の楽器演奏者に送られるロイヤル・フィルハーモニック協会賞をオルガニストとして初めて受賞した。2012年彼は米国オルガン奏者組合のニューヨーク支部から今年度の国際的演奏家に選ばれている。
トーマス・トロッターは、ジョージ・サルベン-ボール卿を引継ぎ、1983年にバーミンガム市の市オルガン奏者に任命されている。さらに、ウェストミンスター寺院聖マーガレット教会のオルガニストで、英国王立音楽ノーザンカレッジのオルガン学の客員研究員でもある。大学時代にはケンブリッジ大学キングス・カレッジでオルガン奨学生であり、最後の年にはセント・オールバンズ国際オルガンコンクールで最優秀賞を受賞している。
2003年にはバーミンガム・シティ大学から、2006年にはバーミンガム大学から名誉博士号を受理した。
児玉麻里
東京都出身。芸術学修士。アメリカのシカゴ大学にて宗教音楽を学び、「アメリカン・ギルド・オブ・オルガニスト」の
シカゴメンバーを取得。以後各国の国際交流事業に、オルガン音楽をもって参加、
これまでに35カ国、350都市からの招聘を受けて演奏活動を行う。
1991年、日本で唯一の「インターナショナル・オルガン・フェスティバル・イン・ジャパン」を立ち上げ、
国内のオルガン音楽の振興・普及に尽力し、今年で第21回を迎える、演奏回数99回、招聘国数64カ国、招聘オルガニスト延べ74名。
1995年「サウンド・オブ・ピース」を結成し、日本人の血をもって、
オルガンと日本の伝統芸能、和太鼓・笛・太鼓・鼓・筝・尺八・笙・声明など日本の伝統楽器との室内楽との創作に取り組み、
新しいクラシック音楽のスタイルを生み出すために、邦楽・能楽・神楽などと、ウイーン・ベルリン・イタリア・アメリカなどで公演活動を行い好評を得ている。
2006年「Newsweek」誌の「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれる。バッハではないが独自のオルガン音楽の世界を生み出し、好評を得ている。
サウンド・オブ・ピース
『児玉麻里とサウンド・オブ・ピース』として、 日本の伝統文化である邦楽器と、ヨーロッパ音楽の代表的楽器であるパイプオルガンとのアンサンブルをもって、
新しい日本の現代クラシック音楽を創造している。1995年より演奏活動を行っています。
オルガン:児玉麻里 筝:須田俊子 尺八:岩橋庸一
須田 俊子・東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。生田流専攻。日本三曲協会、生田流協会、森の会会員。
1995年より「サウンド・オブ・ピース」演奏会に出演。
岩橋 庸一・1995年エストニア・オリエント95、及びデンマーク、ソリュ国際音楽祭、など「サウンド・オブ・ピース」演奏会に出演。